2022年1月のアーカイブ

祝日授業について

2月11日(金・祝)、23日(水・祝)は通常通り授業を行います。お間違えのないようご注意ください。

ブログを更新しました。

ゆっくり、丁寧に。

今さらかもしれませんが、

何でもスピード勝負になりつつある現代で、

話を聞く力、読み取る力が圧倒的に下がってきていると思っています。

 

子供たちの勉強を見ていてもよく表れているように思います。

 

とにかく、

字面に対して反応したもん勝ち、言いふらしたもん勝ち。

話を聞いて、突っ込んだもん勝ち、揚げ足取ったもん勝ち、

の風潮がよくないですね・・・。

 

言葉の裏にある真意をくみ取る力を付けていこう。

 

すぐに反応なんてしなくていいじゃない。

 

何でこういうことを言うのだろう、

本当は何を言いたいのだろう、

と考える習慣の方がよっぽど大切だと思います。

 

しかもとにかくいち早く突っ込みたい人は、

自分からは発信できない人が多そう、揚げ足取られるのが怖いから。

 

完全な想像ですが。

 

とにかく、

敢えてペースを落として生活していく、くらいの気持ちがあってちょうどいいのでしょうね。

 

ゆっくり、丁寧に。

ブログを更新しました。

説明

今息子のラグビースクールをしばらく様子見で休ませているため、週末の朝、まだ誰もいない公園で自主練してきました。

久しぶり、20年以上振りのランパス(^^)

もう息子の方が体力ありますね。

でもこの後30分もしないうちに終了。なんせ寒かったので・・・。

気づいたら家族で「こおりおに」してました^^

 

やっぱりみんなで集まるからできること、続けられることってあるんですね。

集まれなくたって、好きなら一人でもできることあるじゃん、ってそんな単純なことじゃないんですね、やっぱり。

 

休ませるのも、休校にするのも、

子供の為、チームの為、とはいうものの、あくまで大人の判断であり、

そこは決定権を持たない子供たち。

 

部活やスクールに思うように参加できない子供たちが抱える負担や不満、

想像力の乏しい先生は、今さらながら気づいたりしています。

 

まずはなんでもきちんと説明することですね。

 

ここはこうだからしばらくお休み、これはこうだから大丈夫。

 

大人でも子供でも、やっぱりまともな説明受けずに、ただ従うことはストレスです。

まだまだ小さいと思わずに、これからは息子たちにもきちんと説明していこうと思います。

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あいさつ

勉強に関して子供たちにはいつも「主体性」を持つようにと話しております。

受け身の授業では、

頭は働いているのではなく、

働かされているとしか言えません。

それではいくら時間をかけたところで自分で頭を働かせることができません。

 

「主体性」を持つには、それぞれが、その「場」の主役になることです。

そのための一番簡単な方法はまず声を出すことです。

そしてそれは、その場に入るときのあいさつから始まっています。

教室に入った時点で、あいさつ一つできないと、もう自分のペースなんて生まれません。

 

どんな場面でもそうです。

挨拶をはっきり「自分から」するだけで、

その場の、その後のやりとりの主役になれます。

 

精神論を打つつもりはないのですが、

実はそんなところで差がついていることに気づいていこう。

 

なにより、単純に気持ちがいいですよね。お互いに。

 

当たり前のことを当たり前に、これ基本です。

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共通テスト

先日の共通テスト、

特に数学において難易度について議論があがっているようなので、

私も持論を。

 

結論から言わせてもらえれば、

難易度はそこまで難しい内容ではなかったと思っています。

(後出しジャンケン的にしか捉えていただけなければそれまでですが。)

 

ただし、IA、IIBともに内容と時間が合っていなかったかなとは思います。

内容が思考を問う一方で、時間が従来のテクニックや知識のみを問うもののような、そういった意味でちぐはぐなテストになってしまっているのではないかなと感じました。

あの内容で行くなら90分か100分くらい受験生に与えてじっくり考えさせれば良いのではないかなと思っています。

 

そして数学IAのデータの散らばりの問題に関しては、無駄に長いだけのような気もしました。長く読ませ、情報が多いわりに、内容はあまり無いように感じました。得るものもあまりなかった気がします。あれだったら、例年のように、単純にデータを換算と分散や標準偏差との関係とかの方がよかった気もしています。

一方で、徒歩と自転車で追いかけっこする問題や、整数問題、プレゼント交換の問題、なるほど問題文は確かに長かったですが、しっかり設問の誘導を見抜ければ、悲鳴を上げるほどの難易度ではなかったように思います。

 

そこが求められている力なのでしょう。

 

表面上何の単元の問題なのかわからない問題を、読み解いて、自分の知識の範囲にぐっと引き寄せる、そんな力を普段から意識していないと、いよいよ初見の問題に対応できなくなってきますよ。問題の在りかをきっちり見極め、細分化して解決する。そんな問題解決の能力の差って、一番の数学力の差が出るところかなと思っています。

 

出題に文句をつけても意味はないんです。

 

以前から教科書的な解法を覚えるだけでは解けない問題を出題することは言われていますし、知識を応用する力を試される試験としては、必ずしもそう主旨から外れないものだったかと思います。

むしろ、「じゃあこの共通テストのタイプの対策はどこがやってくれるの」という発想にしかならないこと自体が問題です。そしてまたその「対策」を詰め込む環境が生まれるとしたら、またそれも問題かと思います。

 

普段の勉強時から意識を見直すべきですね。丁寧な例題の後に類題を解いたって、できるに決まっているんです。例題の真下に解法が載っていて、自分で考えもせずに、その解法を詰め込んだところで、初見問題には対応できないでしょう。自分で問題を探すこともせずに、与えられた問題だけをこなしていても、勝負の時に何をしていいのかわからなくなるでしょう。

 

学校の先生に限らず、我々も含めて、勉強を教える立場の者は、

数学を勉強する目的も楽しさもそんなとろこにあるんだと、

そこのところを教えてあげてあげなければいけないと、そんな風に思っています。

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