修正力

息子の宿題が溜まりに溜まっておりました・・・(^^;)

 

計算ドリルと漢字ドリルの両方。

 

夏休み明けから、ちょっとペースが崩れ、

そこから、

新しい宿題、溜まってしまった分、と何から手を付けてよいかわからなくなり、

どんどん溜まって、結果的にほったらかしていたという困った少年。

 

最低限のことができていないくせに、母親には反抗的な態度を示すようなので、

お父さん動きました。

 

溜まった宿題の清算に向けて、ペース配分、

当然その間にも新しい宿題は出るので、その優先順位と。

息子の連絡帳を確認しながら、進めています。

 

結局やるのは本人です。

時に遅くまでかかり、ときに半べそかいていたり、結構ハードにやらせていますが、

あとちょっとで追いつきます。

 

こんなん楽しく追いついてしまうと、大変だった印象が残らないので、

結構ハードにやらせています。

 

ある日「こんなん大変なことになると思ってなかった・・・」と妻に漏らしていたそうなので、

ある意味、息子にとってもいい勉強になったと思います。

 

考えてみれば、

溜まってしまった分の清算をどこから手を付けていくかなど、

こんなこと学校って教えてくれませんよね。

 

さぼらないこと、頑張ってついていくこと、を教え込まれはするものの、

でもさ、誰しもさぼってしまうじゃない^^

いろいろ言い訳しながら、先延ばしにしちゃうじゃない^^

その歯車の狂いだしたところを修正効かせる力ってすごく大事だと思います。

 

さぼってもいいんです。

その分頑張って、腹くくって気合入れて取り戻せれば。

それを学べるのも学生のうちです。

 

遅れだしたら終わりじゃないんです。

仕切り直して、追いつくことができるし、それを学ばなくちゃ。

 

学校では、きちんとすること、ついていくことを学んでもらって、

家では、サボっちゃった分の取り戻しかたを教える。

 

こんなバランスですかね。

 

学校でも家でも、とにかく遅れないように、だけだと、

子供たちも息が詰まるし、面白くないですよね^^

 

ただ、遅れた分に目を背けてはいけないと思います。

遅れた分を別の(楽な)方法でカバーするのもこれはまた別の話。

 

単純に、サボった分を取り戻す。まずはそれだけ。

 

お父さんも、たくさんサボって、たくさん先延ばしにして、

たくさん後悔しながら必死こいて遅れを取り戻して。

その分いろいろ学びも多かったと思います。(今思えば)

 

また、遅れを取り戻したときには、ものすごい達成感があったり。

この達成感は、遅れが無ければ得られなかったものだとかなんとか、

もはやわけのわからん理屈でなんとなく、結果的に投げ出さずに生きてきたんだと思います。

 

先生としては言っていることはメチャクチャなのですが、

父親としては、そのくらいのスタンスで見守っていってやりたいなと、

そんな風に思っています。