「勉強しろ」
よくできる子にかぎって、
親は「勉強しろ」って言ったことがない
なんてよく耳にします。
まあそれ自体もただのコピーに過ぎないのですが。
そもそも勉強しろって言われて勉強ができるようになりました、ではなんの意外性もないし。
逆に勉強しろっていわれなかったから、なーんもやりませんでした、って子だっているだろうし。
いずれにしても話題にはあがりません。そのままだから。
とすると話題にあがるのはきまって、
「勉強しろ」but できないパターン または、
「勉強しろ」って言わない but よくできるパターン(こっちが多いし興味も惹きやすい)
こうなると、結局「勉強しろ」っていうワードは言わない方がいいんじゃないかと
安易に捉えがちですが、それも甚だ疑問です。一概には言えないと思います。
まあそれを踏まえて上の「言わないけどできる」パターンの場合。
それってほったらかしているわけではなくて、
「勉強しろ」っていうワード以上に
勉強に向かわせる策を講じているからなのでしょう、きっと。
身のまわりのものだったり、
時間の使い方だったり、
親の背中だったり。
意識してのものか、意識せずにも環境がそうさせるのかはわかりませんが。
だけど、よく言うのは、
子は「親の言うことは聞かない」けれど、「親の真似はする」ということ。
であれば、直接的な働きかけで双方疲弊するよりも、
ちょっと知能戦&中長期戦で仕掛けてみるのもありかもしれませんね。
気分は諸葛孔明です。
いずれにせよ楽しくなければお互いつらいだけです。