2020年11月24日の投稿

「勉強しろ」

よくできる子にかぎって、

親は「勉強しろ」って言ったことがない

 

なんてよく耳にします。

 

まあそれ自体もただのコピーに過ぎないのですが。

そもそも勉強しろって言われて勉強ができるようになりました、ではなんの意外性もないし。

逆に勉強しろっていわれなかったから、なーんもやりませんでした、って子だっているだろうし。

いずれにしても話題にはあがりません。そのままだから。

 

とすると話題にあがるのはきまって、

「勉強しろ」but できないパターン または、

「勉強しろ」って言わない but よくできるパターン(こっちが多いし興味も惹きやすい)

 

こうなると、結局「勉強しろ」っていうワードは言わない方がいいんじゃないかと

安易に捉えがちですが、それも甚だ疑問です。一概には言えないと思います。

 

まあそれを踏まえて上の「言わないけどできる」パターンの場合。

それってほったらかしているわけではなくて、

「勉強しろ」っていうワード以上に

勉強に向かわせる策を講じているからなのでしょう、きっと。

 

身のまわりのものだったり、

時間の使い方だったり、

親の背中だったり。

 

意識してのものか、意識せずにも環境がそうさせるのかはわかりませんが。

 

だけど、よく言うのは、

子は「親の言うことは聞かない」けれど、「親の真似はする」ということ。

 

であれば、直接的な働きかけで双方疲弊するよりも、

ちょっと知能戦&中長期戦で仕掛けてみるのもありかもしれませんね。

 

気分は諸葛孔明です。

いずれにせよ楽しくなければお互いつらいだけです。