2015年のアーカイブ

小さく生んで、大きく育てる

日曜日、突如、市で働く友人からの誘いで、

「未来教育会議」というものに参加させていただいた。

 

内容はともあれ感じたのです。

もちろんそれぞれ意見を持って投げかけあうことはとても刺激にもなるし、大切なことであると思うのだけれど、

一番大切なのは、現場まで落とし込むことではないだろうかと。

そしてさらに思うのです。

上で(あえて「上」と書きます)決定したものを、落とし込むことは時間が

かかるし、たいていの場合、考えられすぎていて伝わりにくいものです。

何より、「落とし込み」を待っている間に、お子様の大切な成長期が過ぎてしまいます。

 

であれば、そもそも現場で起こせばいいのではないかと。

 

同世代のお子様を持つ親御さまに集まってもらってお子様の学習について意見交換の場など設けたら、実りある話ができそうな気がしませんか?

固い空気の中ではなくて、ざっくばらんにお互いの相談会のような場を。

 

「小さく生んで、大きく育てる」

初めから気張って形にこだわるよりも、希望される親御さまだけでいいので、

気楽にそういった場を設けられたら、いいですね。

おいしいコーヒーも入れますよ。

 

子どものことで、みんなで本気になるって、

楽しくなりそうじゃないですか?

娯楽

先日仲間内で飲んでいるときに、

「本を読むか」の話に。

みんないろいろ考えている中で、

自分もいろいろ考えを言ってみはしたものの・・・

 

結局思うところは、自分にとって読書は基本「娯楽」だということ。

 

ビジネス本やら啓発本も読むけれど、やっぱり娯楽なので、

小説がいちばん自分は好きです。

 

娯楽なんて、語られるほど、勧められるほど

つまらなくなってしまう恐れがあり、多くは語りませんが、

本屋さんは大好きです。

 

私は普段は自転車通勤なのですが、今日は雨なので、

電車に乗る前に本屋へ寄ってみました。

 

以前雑誌で紹介されていて読んでみたかったエッセイ本を発見!

DSC03428

 

「牛への道」(新潮文庫)

 

 

 

 

毒にも薬にもならない、どーでもいいこと真剣に書いていて笑える。

こんな本が読書の醍醐味を教えてくれるのかもしれませんね。

 

ふと・・・

思いました。

 

「ここの扉いらないんじゃないかな。」

 

ということで、

思い立ったらすぐにやってみたくなる性質(タチ)なので、

DSC03426

 

外しました。

 

 

 

 

 

DSC03427

 

 

ついでにこっちも。

 

 

 

 

これなら行き帰りの生徒の顔も見えるし、

なんだかオープンな感じでとっても良さそう。

 

でも一応、扉は捨てずにとっておこう。

いつ必要になるかわからないので(小心者・・・。)

 

ゆとりありますか?

中高生へ。(受験シーズンですが敢えて・・・)

一週間にどれだけ「なんもない曜日」「ひとりだけの時間」がありますか?

つまり「自分が好きにできる時間」です。

 

一週間埋まっているから充実している、という考えは危険です。

 

人って時間に追われていたり、

もしくは物事がうまくまわりだしたりしたときに、

考えることをやめてしまいがちです。

 

大人も同じなんだけどね。

 

いざ自分でなにかをやろうとしたときに、誰かいないと何もできないひとになってしまうかも・・・。

 

人間あれもこれもは無理です。

 

たまには携帯も、時には参考書もおいて一人で部屋で、もしくはカフェでも行って、

最近のことを振りかえってみるのもいいのでは。

 

そんなゆとりの時間に脳みそを自然と活動させるんです。

 

「あのときあの人が言ったのはどんな意味だったのかな」とか

「今週全然勉強してないなー、でも大会まではしょうがね」とかとか。

そうすると

「なるほど、確かに。今度使ってみよう」とか

「よしじゃあ大会終わったら試験前2週間きってるけど、そこ本気出そ」

とかって、生活にメリハリができると思うよ。

 

遊びもそう。

いつも同じこと、ましてやゲームなんかでばっかり遊んでいる気になっていると、

ルールが無いと遊べない、受け身人間になっちゃうよ(^^)

 

もっともっと楽しいこと考えて、明日何して遊ぼうかな、受験終わったら何しよう、

って考えるだけでも、脳みそはフル活動するんじゃないかな。

 

そんなフル活動した脳みそで塾に来てね。

 

ネイティブスピーカー

またまたですが、

書籍紹介。高校生以上におすすめ。

参考書というより、読み物として読んだほうが楽しめるでしょう。

DSC03392

 

「ネイティブスピーカーの単語力 1基本動詞」

(研究社)

 

 

 

 

本来の単語の持つイメージ、ニュアンスを捉え、派生する意味を学ぶ(というより覚えちゃおう)。

そんなノリの本です。

 

試験範囲の単語帳を眺めて暗記したほうが、テストには直結するかもしれないけれど、

ばっかりじゃ面白くないよね。あれ字ばっかりだし。

 

DSC03393

 

読みやすい文章とイラストで、

英語が単なる受験科目の一つではなく、言語であることの面白さを少し実感できる

 

 

 

・・・といいね。(もちろん受験にも役立つはずですが)

 

たまにはテストから離れた視点で英語に触れる、

そんな心の余裕も持っていたいですね。

 

書籍紹介

以前読んだ本の紹介です。

DSC03391

 

「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」

(日経Kids+)

 

 

仕事柄よくされる質問です。とても答えにくい質問だと思います。

 

日々、そしてこれからも考え続けるテーマのひとつであり、

自分なりに現時点での答えを持っているつもりではありますが、

それを伝えることが難しい・・・。

 

この本には、言葉の選び方、伝えるタイミングなどのヒントが詰まっているように思います。

 

 

親御さま自身の中に答えがないと、

ただただ『勉強しなさい』しか言えず、テストの点に一喜一憂し、ストレスばかり溜まる。またそれを子供も感じ取りストレスの連鎖・・・。

 

本には「親子で読んでください」とありますが、多分子供は押し付けても読まないと思います。(質問する生徒にかぎって読もうとしないです)

 

まず親御さまが考え、答えを持ち、子供の成長に合わせて伝えていく事が大切なのではないでしょうか。

改めて、そんなこと考えるきっかけになる本でした。

 

ぜひ一度読んでみてください。

塾にも置いておきます。(もちろん貸し出ししております)

本日よりスタート

本日より2015年授業開始いたします。

 

みなさま年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。

さすがの中高生の部活動もお正月くらいはお休み・・・でしたか?

ご家族の時間をゆっくり楽しまれましたか。

 

 

今年も、より質の高い授業を目指し、

生徒たちと共に、私自身も経験を積み、学習を重ね、

何より仕事を楽しんでいきたいと思います。

 

本年もよろしくお願いいたします。