ケアレスミス
小中学生の成績が伸び悩む子の大半はケアレスミスが目立ちます。
「あ、やべっ」てあれです。
数学で言えば、計算ミス、英語で言えば動詞の形、時制のミスなど。
テストで減点されるから伸びない、のではなく、
新しいことを学ぶ際の理解の妨げにもなってしまうのです。
演習時にミスが続くと、余計な注意も増えるし、
「その時学ぶべきこと」がぼやけてしまいます。
計算に必死にならざるを得なくなり、本当に大事なポイントが霞んでしまうのです。
そして、演習問題で間違えると、「新しいこと」がわかっていないのか、
ただのケアレスミスなのか、自分でも混乱してしまいます。
本当は「今日学ぶべきこと」はしっかり理解できているのに、
結果終わってみると、「なんだか難しかったな~」って印象しか残らない。
その積み重ねが苦手意識を生み、結果悪循環を生みます。
ケアレスミスは自分への甘さです。
この流れ、どこかで断ち切って、
手元に集中してミスをしない「習慣」をつけましょう。
間違えた問題としっかり向き合って、
自分の間違えやすいポイントを掴みながら取り組むと、
グッとミスは減りますよ。