授業の密度
生徒たちを見ていると、2つのステップがあります。
質問を「できない」子供たち。
そしてその次。
質問をすることに慣れすぎて、「自分で考えない」子供たち。
前者に対しては比較的声をかけやすいので、対処しやすいのですが、
後者に対しては、ともすると職務放棄のような印象を与えかねないので、
指摘されることは少ないのではないでしょうか。
要するに、「どんどん聞きにおいで」は言いやすいけど、
「そんなもん自分で考えろ」は言いにくいのです。
特に塾の先生の立場では^^
でもみんな覚えといて。
僕に、誘導すらされずに、「くだらない質問するな」って言われたら、
「あ、ぼくもそのレベルにきたのね」って思ってください。
質問くれた君たちの読解力、理解力を見込んで、そう言っています。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、
先生も教えちゃった方が楽ちんなんです、本当に。
授業としても、一見成立しているように見えやすいんです。
でも、それじゃ伸びないんです。
みんな、情報があふれるこの世の中、自分で調べることはいくらでもできます。
信憑性に欠けるものがあれば、いくつか比べてみればよいのです。
みんな普段から、
わからないところは聞く前に調べる習慣、考える癖、つけていこう。
そして、授業の密度、高めていこう!