2019年1月11日の投稿

授業の密度

生徒たちを見ていると、2つのステップがあります。

質問を「できない」子供たち。

そしてその次。

質問をすることに慣れすぎて、「自分で考えない」子供たち。

 

前者に対しては比較的声をかけやすいので、対処しやすいのですが、

後者に対しては、ともすると職務放棄のような印象を与えかねないので、

指摘されることは少ないのではないでしょうか。

 

要するに、「どんどん聞きにおいで」は言いやすいけど、

「そんなもん自分で考えろ」は言いにくいのです。

特に塾の先生の立場では^^

 

でもみんな覚えといて。

僕に、誘導すらされずに、「くだらない質問するな」って言われたら、

「あ、ぼくもそのレベルにきたのね」って思ってください。

質問くれた君たちの読解力、理解力を見込んで、そう言っています。

偉そうに聞こえるかもしれませんが、

先生も教えちゃった方が楽ちんなんです、本当に。

授業としても、一見成立しているように見えやすいんです。

でも、それじゃ伸びないんです。

 

みんな、情報があふれるこの世の中、自分で調べることはいくらでもできます。

信憑性に欠けるものがあれば、いくつか比べてみればよいのです。

 

みんな普段から、

わからないところは聞く前に調べる習慣、考える癖、つけていこう。

 

そして、授業の密度、高めていこう!