2015年1月26日の投稿

再確認

先日の日経TRENDYに、こんな記事がありました。

関西の付属高校でひとり一台のiPadを導入し、Appleから評価されたと。

なんだか誇らしげな記事ではありましたが、

違和感が拭えません。

 

そりゃ何百台も売れば評価もされるでしょうに。

営業部長ご就任ですね。

しかも家庭での購入なので学校はいっさいリスクなし。

そして最後にこのコメント。

「学校はおしなべて新しい取り組みに抵抗があるもので、何をやるにも失敗した際のリスクを第一に考えてしまう。そうではなく、成功した際にもたらす効果の大きさを考えて進めるようにしたい。もし失敗してしまっても、それを踏まえて今後に生かせるチャンスとしてとらえるべき」

みなさんどう感じますか?

 

学校教育の現場にiPadが良いか悪いかはわかりません。

それは誰にもわからないはずです。大成功の可能性ももちろんあります。

 

ただ、

「もし失敗しまっても今後に—-」

 

教育というものの怖いところは、結果が出るまで時間がかかるというところにあるかと思います。

何か始めた新しい試みの結果が出るころには、学生はもう次のステージにいます。

学生は受けた教育の結果を、次のステージで試されるのです。

そういった意味で「新しい取り組みに抵抗を」感じるのは当然であり、

慎重であってありすぎることはないと思います。

 

「失敗した際のリスクを第一に」考えるべきです。

リスクを負うのは学生なわけですから。

 

この記事の、またこの学校の取り組みの真意は測りかねますし、

学校の批判をしたい訳ではありません。

 

「時代(ニーズ)に合わせて」

言うのは簡単ですが、「メディア」のつくりだした「時代(ニーズ)」にただただ合わせているだけで、そこに不安を感じないことが本当に怖いのです。

 

自分は自身の経験に基いた指導を続けていこうと思います。