再確認
先日の日経TRENDYに、こんな記事がありました。
関西の付属高校でひとり一台のiPadを導入し、Appleから評価されたと。
なんだか誇らしげな記事ではありましたが、
違和感が拭えません。
そりゃ何百台も売れば評価もされるでしょうに。
営業部長ご就任ですね。
しかも家庭での購入なので学校はいっさいリスクなし。
そして最後にこのコメント。
「学校はおしなべて新しい取り組みに抵抗があるもので、何をやるにも失敗した際のリスクを第一に考えてしまう。そうではなく、成功した際にもたらす効果の大きさを考えて進めるようにしたい。もし失敗してしまっても、それを踏まえて今後に生かせるチャンスとしてとらえるべき」
みなさんどう感じますか?
学校教育の現場にiPadが良いか悪いかはわかりません。
それは誰にもわからないはずです。大成功の可能性ももちろんあります。
ただ、
「もし失敗しまっても今後に—-」
教育というものの怖いところは、結果が出るまで時間がかかるというところにあるかと思います。
何か始めた新しい試みの結果が出るころには、学生はもう次のステージにいます。
学生は受けた教育の結果を、次のステージで試されるのです。
そういった意味で「新しい取り組みに抵抗を」感じるのは当然であり、
慎重であってありすぎることはないと思います。
「失敗した際のリスクを第一に」考えるべきです。
リスクを負うのは学生なわけですから。
この記事の、またこの学校の取り組みの真意は測りかねますし、
学校の批判をしたい訳ではありません。
「時代(ニーズ)に合わせて」
言うのは簡単ですが、「メディア」のつくりだした「時代(ニーズ)」にただただ合わせているだけで、そこに不安を感じないことが本当に怖いのです。
自分は自身の経験に基いた指導を続けていこうと思います。