2026年3月のアーカイブ

ブログを更新しました。

主役であれ。

ちょっと長いです💦

先日、息子のスポーツクラブでコーチと少しお話しする機会がありました。

そのときにおっしゃっていた言葉が、とても印象に残っています。

「その子にとって、今必要なことを経験として身につけさせたい」

体がまだできあがっていない子に、恐怖心と戦いながら試合ばかり繰り返させても、

実はあまり大きな成長にはつながらないことがあるそうです。

もちろん試合は大事です。

でも今は、

体の使い方

動き方

感覚

そういったものを理解していくことを、丁寧に積み重ねる時期。

そして体ができて、気持ちも強くなったとき、

それまでに理解していたことが「スッ」とできるようになる。

そんなイメージなのだそうです。

 

また、準備が整っていない状態で無理をさせてしまうと、

怪我も怖いし、恐怖心だけが残ってしまい、

スポーツそのものを嫌いになってしまうこともある。

それはやはり避けたいですよね。

 

そしてもう一つ、

とても大事だと思うのは、

指導する側の都合で、子どもに無理を強いるようなことがあってはいけない

という考え方です。

 

試合のために。

チームのために。

指導者の実績のために・・・。

 

そうした理由が前に出てしまうと、

本来いちばん大切であるはずの「本人の成長」が後ろに下がってしまう。

でも本来、主役は誰なのかと考えたとき、

それはやはり、その子自身のはずです。

本人が納得して、

「できるようになりたい」と思い、

少しずつでも前に進んでいく。

その過程こそが、成長なのだと思います。

 

この話を聞きながら、

「ああ、これって勉強も全く同じだな」と思いました。

学ぶ側の「受け取る準備」が整っていない状態で、

どれだけ演習を繰り返しても、

なかなか力にはつながらないことがあります。

やった気にはなるのですが、

本当の意味で身につくとは限らない。

それどころか、無理にやらせ続けてしまうと、

「勉強はつらいもの」「どうせできないもの」

という気持ちだけが残ってしまうこともあります。

 

だからこそ大事なのは、

まずその準備を整えること。

時間の使い方だったり、

物事の考え方だったり、

問題文の読み方だったり、

自分で考える習慣だったり。

 

いわば「どう学ぶか」という部分です。

そういう部分が整ってくると、

同じ問題を解いていても、

吸収の仕方がまったく変わってきます。

そして準備が整ったとき、

そこに注がれる学びは、きちんと力になっていきます。

 

勉強においても、

塾の実績のためでも、

学校の都合のためでもなく、

主役は、あくまで本人です。

本人が納得し、

前向きに取り組める形で、

一歩ずつ積み重ねていくこと。

その結果として、力がついていく。

学びというのは、

案外そういう順番なのかもしれません。

急いでたくさん注ぐよりも、

まずは受け取れる状態を整えること。

 

そして何より、

主役である本人の成長を、何よりも大切にすること。

遠回りのように見えて、

実はそれが一番確実な道なのだと思っています。

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子供たちの「これから」を考えるきっかけに。

最近、日本経済新聞の「知の未来図」という連載を読んでいます。

諸外国の教育や社会の事例を、

そして日本の教育のあり方と比較しながら紹介していく連載です。

「なるほど」と思う部分もあり、同時に、

「今のままでいいのだろうか」という問いも深まります。

 

日々、目の前の授業や受験に向き合っていると、

どうしても「今やるべきこと」に意識が向きがちです。

もちろんそれは大切なことですし、

必要な積み重ねでもあります。

 

ただその一方で、

他の国ではどのように考えられているのか、

どんな教育が実際に行われているのかを知る機会は、

それほど多くありません。

でも、そうした“外の事実”に触れることで、

私たちにとって当たり前になっている教育の前提が、

少し揺さぶられる。そんな感覚があります。

 

すぐに何かを変える必要はないと思います。

変えること自体、簡単なことではありません。

ただ、こうしたことを

「知っているかどうか」で、

日々の見え方は確実に変わります。

 

生徒たち自身にとっても、

本当はこういう視点に触れることは大切だと思います。

ただ現実的には、

まずは周りの大人――

保護者の方や、教育に関わる立場の方こそ、

一度目を通してみてほしい。

そんなふうに感じています。

 

もし今、

このままでいいのかと、どこかで感じているなら。

一度触れてみる価値はある連載だと思います。

 

※ご参考までに

私は電子版で読んでいますが、

紙媒体に掲載されているかどうかは、すみません、確認できていません。

また、こちら有料記事になるようで登録が必要になると思いますが、

現在は「春割」のようなキャンペーンがあり、

2ヶ月無料で全記事が読めるという表示も見かけました。

(もし間違っていたらすみません…)

 

こういう機会に一度触れてみるのも、

ひとつのきっかけになるかもしれません。

 

子どもたちは、与えられた環境の中で毎日頑張っています。

だからこそ、その環境をつくる大人が、

立ち止まって考えることに意味があるのだと思っています。

本日より春期講習開始!

本日25日より春期講習期間に入ります。

授業時間、自習席開放時間が通常と異なりますのでご注意ください。

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そんな日が、ちょっと嬉しい。

先日の中学校の卒業式。

式が終わったあと、何人かの生徒が教室に顔を出してくれました。

「先生ー、写真撮撮りましょう!」

そんな流れで、みんなで記念写真。

卒業式って、友達と写真撮ったり、家族とご飯行ったり、

いろいろ忙しい一日だと思うんですよね。

そんな楽しい日に、わざわざ思い出して寄ってくれるのが、

なんだか嬉しくて。

 

もう塾も卒業して、大きくなった子たち(もはや大人、方たち、かな。)もいまだにたまに顔を出してくれることもあります。

 

塾って、勉強する場所ではあるんだけど、

こうして節目の日に思い出して寄ってくれる。

それだけで、この場所がみんなの中に少し残っているんだなと感じられて、

なんとも言えない嬉しい気持ちになります。

 

とりあえずみんな、卒業おめでとう!!

 

またいつでも、ふらっと遊びに来てね。

(写真は本人たちの了承をもらっていますが、念のため顔は少し隠して掲載しています)

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合格実績の掲載しないの?

先日、生徒さんのひとりからこんな質問をされました。

「先生、この塾って合格実績って発表しないんですか?」

 

この時期になると、塾のホームページや広告、看板に

「合格実績」が大きく掲載されているのをよく目にしますよね。

ただ、当教室ではホームページにも教室内にも、

いわゆる合格実績は、初めからずっと掲載していません。

 

理由はいくつかありますが、

まず一つは、受験の結果は基本的に本人次第だと思っているからです。

誰かの合格実績を見たからといって、

それがそのまま自分の結果につながるわけではありません。

もちろん塾として全力でサポートをしますが、

最終的に結果を作るのはやはり本人の努力だと思っています。

 

もう一つは、合格者数という数字そのものが、

実はそれほど単純なものではないということもあります。

塾業界ではよく知られていることですが、

合格者数のカウントにはさまざまなカラクリがあり、

数字はインパクトを与えるけれど、それだけでは実態が見えにくいこともあります。

もちろん、すべての塾がそうだというわけではありませんが、

数字のインパクトだけで判断されてしまうことには

少し違和感を感じています。

 

また、学校名だけを並べてしまうと、

どうしてもそこに序列のような見方が生まれてしまいます。

学力を仮に「レベル10」がMAXだとしたら、

8を10にする学習もあれば、

5を7に、極端に言えば、0を2にする学習だってあります。

当教室では、そのどれも同じように大切な成長だと思っています。

学校名だけを並べてしまうと、

そうした過程にあった努力や成長は

なかなか伝わらなくなってしまうように感じるのです。

 

実は、私自身の高校受験のときの経験も、

少し影響しているかもしれません。

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当時通っていた塾では、

合格者の実績や体験談をチラシに掲載していました。

私は第一志望には届かなかったのですが、

そのとき先生に

「お前は載せなくていいよな」

と言われたことがあります。

もちろん、落ち込んでいるだろうという

先生なりの配慮だったのだと思います。

その塾での私のクラスは、都内私立の上位校を目指して

次々と合格していくような環境でした。

なので当時の自分としては

「ああ、まあ掲載される側ではないんだな」

と、なんとなく思った記憶があります。

性格上、そして受験の結果にも納得していたので、

特に嫌な思いをしたわけではありません。

ただそのときに、

「合格実績って、誰にとってどういう意味を持つんだろう」

と、少し考えたのを覚えています。

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もちろん今年も、国私立大学、公私立高校、それぞれの目標において、第一志望を勝ち取るという素晴らしい結果を知らせてくれた生徒さんがいます。

中にはいわゆる上位校に合格した生徒もいました。

ただ、それだけを取り上げて

「これが教室の成果です」と言うのも、

少し違う気がしています。

一方で全てを掲示するという考えもあるかもしれませんが、

少なくとも、進学実績の掲示は、受け取る側のイメージによって様々な意味を持つものだと思うので、

そこで選んでいただくことにも違和感を感じています。

 

当教室は、地元で小さな教室として続けてきました。

だからこそ、一人ひとりとのご縁や成長を大切にしながら、

これからも生徒たちの学びを支えていけたらと思っています。

 

というわけで、決して忘れているわけではなく、

いろいろ考えた結果、当教室では合格実績を掲示しておりません。

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