「わからない」ことを誤魔化さない。

教える仕事をしていて、
私が一番避けたいと思っているのは、
「質問に答えられないこと」ではありません。

むしろ怖いのは、
“知っている範囲”に無理やりこじつけてしまうことです。

本当はまだ理解しきれていない問いなのに、
既に知っている理屈に当てはめて片付けてしまう。

あるいは、
「これは覚えておけばいいから」
と、暗記に逃げてしまう。

もちろん、
暗記が必要な場面はあります。

でも、
「理解できないこと」「理解させきれないこと」から目を逸らすための暗記になってしまうと、
学びが面白くなくなる気がしています。

だから私は、
“答えられないこと”そのものには、
あまり抵抗がありません。

「それ、面白い視点だね」
「ごめん今はまだ、うまく説明できない、少し時間ちょうだい」

そう言えることは、
むしろ教える側にとって大事なことだと思っています。

もちろん、その代わりその後の勉強は必死です。

正直、
教えれば教えるほど、
自分の理解の浅さや、
知識の穴にも気づきます。

子供達からの質問に成長させてもらっている場面も多くあります。

だから今でも、
普通に参考書を開きますし、
新しいことを学び続けています。

子どもたちも、
環境も、
時代も変わっていく。

教えるこちら側だけが、
昔の知識や感覚のままで止まってしまったら、
いつの間にか“教えること”が“押しつけ”になってしまう。

だからこそ、
教える側も、
変わり続けないといけないのだと思います。

「どんどん質問しなさい」

そう言える先生でいるために、
今日もまた勉強です。

 

・・・と言いつつ、息子とキャンプに来て、焚き火をぼけっと眺めています。

あ、あと犬と。