英語を教えながら、そして学ぶ。【参考書紹介】
英語を教えていると、
「先生はもう全部わかってるんでしょ?」
そんなふうに思われることもあります。
でも、正直に言うと・・・やっぱり全然そんなことはありません。
むしろ、教えれば教えるほど、自分の知識の“穴”に気づくことが増えていきます。だから私は今でも、普通に参考書を開いて勉強しています。
最近は、AIを使ったり、ネットでサッと調べたりすることも増えました。
それはそれでとても便利です。
ただ、「ちゃんと理解したい」と思ったときは、やっぱりテキストを開いて、少し時間をかけて向き合う。
その大切さも、あらためて感じています。
今日は、そんな私が塾での教材として意外に、実際に使っている本の中で、英語に関しての3冊だけ紹介させてください。
どれも市販品でどこでも手に入りますので、気になったら調べてみてくださいね。
① ロイヤル英文法(旺文社)
日本語で書かれた英文法書の中では、おそらく最も網羅的な一冊です。
辞書のように使うことが多いのですが、「なんとなくこうだと思っていたルール」が、実はもっと複雑だったと気づかされることも多くて。
「一言コラム」のコーナーも結構勉強になります。
学生時代も使ってはいたのですが、むしろ教える立場になってから、改めて買い直して、この本の価値がわかった気がしています。
② English Grammar in Use(Cambridge / ブルー)
こちらは英語で書かれた文法書です。
いわゆる「ブルーのやつ」と呼ばれる、中級者以上?向けの一冊。
左ページに解説、右ページに練習問題という、とてもシンプルな構成になっています。
正直に言うと、私は練習問題をがっつり解いているわけではありません。
どちらかというと、解説を読むために使うことが多いです。
でもその解説が、日本語の文法書ではなかなか得られない、
特に助動詞のあたり(should,couldなど)はうまく日本語では落とし込めなかった「感覚」を、スッと与えてくれた気がしています。
文法を理解することと、
その言葉の感覚を磨くこと。
その両方のバランスが大事なんだと、実感させてくれる一冊です。
③ ネイティブスピーカーの単語力(シリーズ)
いわゆる単語帳とは少し違って、単語の「意味」だけでなく、
「なぜその単語を使うのか」という感覚に焦点を当てたシリーズです。
似たような意味を持つ単語でも、どんな場面で、どんなニュアンスで使い分けるのか。そこを丁寧に言葉にしてくれます。
単語も文法と同じで、ただ覚えるだけではなく、
“感覚”と一緒に身につけていくものなんだと気づかされます。
基本動詞編を読んだときに、なんだか英語の勉強の新しい扉が開けたような感覚があり、すぐに次のが読みたくなったことを覚えています(^^)



3冊とも、
流行りの「即効性」「すぐにペラペラになる」タイプの本ではありません。
また、どれも初めはとっつきにくい感じもあると思います。
(上の中ではネイティブスピーカーのシリーズは比較的入りやすいかもしれません。)
でも、英語をちゃんと理解したいと思っている人には、じわじわ効いてくる本たちです。
私自身、これからも学びながら、
教え続けていきたいと思っています。
もしよかったら、
どれか一冊だけでも手に取ってみてください。
きっと、みんなの英語の勉強に、少し深みを与えてくれるはずです。