2025年3月のアーカイブ
英語の勉強は必要?
“He is birthday!”
先日高校生が修学旅行で海外へ行ってきたらしく、
お土産と共にいろんなお話をしてくれました。
上の一言は、旅行中に誕生日を迎えたらしく、現地でのどこかの店員さんとの一コマらしいです(^^)
英語を教えている身としては、もはや反省しかないフレーズなのですが、
でも、でも本当にいいことだなーと思いました。
なんて言うのか迷ったらしく、でも、上手く言えないから言わないのではなくて、
なんとかこのハッピーな1日を共有してほしい、というその気持ちがコミュニケーションですよね。
すごく楽しそうに話してくれたその空気が、一番彼のこれからの英語の学習を後押ししてくれるのものだと思います。
ところで、どうして英語を勉強する必要があると思いますか?
そもそも必要ですか?
これだけ技術が発達していて、ポケトークに始まり、
Google翻訳、チャットgptなど、読み書き含めてコミュニケーションの助けとなるものが、十分に、しかもそこそこの精度で揃っているように思うこのご時世、
学校の成績、受験の為、だけではもはや子供達の興味を向けさせ続けるのは難しくなっているように思います。
便利なガジェットやアプリの有効な使い方を教えた方がいいんじゃないの?
なんて思う子が増えて当然かと。
我々だってそうやって、面倒臭いことを一つ一つ手放してきて今があります。
親御様におかれましては、お子様たちと、小学生など低学年のお子様がいる場合特に、
改めてお話ししてみてはいかがでしょうか。
高校生など高学年の学生の君たちは、自分でもういちど考えてみて。
想像してみて。
上の修学旅行の一コマで、正しい文法で、ポケトークの画面を見せるのと、
自分の言葉と温度感で伝えることができることの違いを。
とはいえ、これは答えがある訳ではありません。
みんなそれぞれ目的が異なると思いますし、それでいいかと思います。
でも、どんなものであれ、目的を持てた子から、英語の学習へ前向き(気持ちも脳みそも)になれるのかと思います。
英語が必要なものであると教えるのではなく、気づかせてあげる、
そんなお話をぜひご家庭でされてはいかがかと、そんなふうに思います。
そのために塾はいかなる協力も惜しむことなく、準備してお待ちしています!
ブログを更新しました。
結局考えない人は考えない
先生は立場上、というか環境的に、質問できる場が少ないです。特にお勉強に関しては。
なので当然ですが、自分で調べます。
最近は使えるものはなんでも使おうと、チャットgpt他AIも利用しています。
これって、質問の仕方で本当に得られる答えが変わってきて、ほしい答えを得るためには、やっぱりこっちが芯を食った質問しないといけないんですよね。塾でも指導の柱の一つに据えている「質問力」が鍛えられます。
そういった意味で、それらを利用していると、
もちろん新たな知識も得られる、
そしてそれを得るためにこちらの頭も整理する必要がある、
また場合によってはそれを疑ってさらに調べる必要もでてくる、
といった風に、二重三重に勉強になるんです。
めちゃくちゃ頭使います。
おすすめです。
でも、使い方を間違えると、結局ただの人任せになってしまいます。
AIに弱点を見つけてもらって、問題出してもらって克服して、、、なんか違いますね。
その弱点を指摘してもらうまでのやりとりを自分で導いて、必要な問題を作成してもらうまたは拾ってきてもらうなどして解決まで漕ぎ着けるならまだわかりますが、
大体は演習問題やテストの採点結果から、導かれたパターン内の話なんだろうし。
自分のことすらわからない、質問すらできない常に受け身の子たちが量産されて行くんじゃないかな。
頭を使って成長していく人と、その成果に便乗しているだけで、賢くなった気になって実は思考力がだんだんと低下していく人の差はどんどん広がっていくんだろうなと、そんな気がしています。
賢い人はどんどん賢く、一方で考えない人は結局自分では考えない、考えられない、
そんな二極化が進んでいく気がします。
怖いね。
使い方、間違えないようにしていこう。