あいさつ
勉強に関して子供たちにはいつも「主体性」を持つようにと話しております。
受け身の授業では、
頭は働いているのではなく、
働かされているとしか言えません。
それではいくら時間をかけたところで自分で頭を働かせることができません。
「主体性」を持つには、それぞれが、その「場」の主役になることです。
そのための一番簡単な方法はまず声を出すことです。
そしてそれは、その場に入るときのあいさつから始まっています。
教室に入った時点で、あいさつ一つできないと、もう自分のペースなんて生まれません。
どんな場面でもそうです。
挨拶をはっきり「自分から」するだけで、
その場の、その後のやりとりの主役になれます。
精神論を打つつもりはないのですが、
実はそんなところで差がついていることに気づいていこう。
なにより、単純に気持ちがいいですよね。お互いに。
当たり前のことを当たり前に、これ基本です。
共通テスト
先日の共通テスト、
特に数学において難易度について議論があがっているようなので、
私も持論を。
結論から言わせてもらえれば、
難易度はそこまで難しい内容ではなかったと思っています。
(後出しジャンケン的にしか捉えていただけなければそれまでですが。)
ただし、IA、IIBともに内容と時間が合っていなかったかなとは思います。
内容が思考を問う一方で、時間が従来のテクニックや知識のみを問うもののような、そういった意味でちぐはぐなテストになってしまっているのではないかなと感じました。
あの内容で行くなら90分か100分くらい受験生に与えてじっくり考えさせれば良いのではないかなと思っています。
そして数学IAのデータの散らばりの問題に関しては、無駄に長いだけのような気もしました。長く読ませ、情報が多いわりに、内容はあまり無いように感じました。得るものもあまりなかった気がします。あれだったら、例年のように、単純にデータを換算と分散や標準偏差との関係とかの方がよかった気もしています。
一方で、徒歩と自転車で追いかけっこする問題や、整数問題、プレゼント交換の問題、なるほど問題文は確かに長かったですが、しっかり設問の誘導を見抜ければ、悲鳴を上げるほどの難易度ではなかったように思います。
そこが求められている力なのでしょう。
表面上何の単元の問題なのかわからない問題を、読み解いて、自分の知識の範囲にぐっと引き寄せる、そんな力を普段から意識していないと、いよいよ初見の問題に対応できなくなってきますよ。問題の在りかをきっちり見極め、細分化して解決する。そんな問題解決の能力の差って、一番の数学力の差が出るところかなと思っています。
出題に文句をつけても意味はないんです。
以前から教科書的な解法を覚えるだけでは解けない問題を出題することは言われていますし、知識を応用する力を試される試験としては、必ずしもそう主旨から外れないものだったかと思います。
むしろ、「じゃあこの共通テストのタイプの対策はどこがやってくれるの」という発想にしかならないこと自体が問題です。そしてまたその「対策」を詰め込む環境が生まれるとしたら、またそれも問題かと思います。
普段の勉強時から意識を見直すべきですね。丁寧な例題の後に類題を解いたって、できるに決まっているんです。例題の真下に解法が載っていて、自分で考えもせずに、その解法を詰め込んだところで、初見問題には対応できないでしょう。自分で問題を探すこともせずに、与えられた問題だけをこなしていても、勝負の時に何をしていいのかわからなくなるでしょう。
学校の先生に限らず、我々も含めて、勉強を教える立場の者は、
数学を勉強する目的も楽しさもそんなとろこにあるんだと、
そこのところを教えてあげてあげなければいけないと、そんな風に思っています。
いよいよ
とまあ昨晩のこと。
ブレーキ、チェーン、ステッカー(^^)ようやくここまできました。
ほぼ完成。
昨晩は3時過ぎまで・・・
ごめんな夜中まで付き合わせて。
さて本題、いよいよ今週末は大学入試共通テスト、
そして、高校受験も私立高校が始まってきます。
ここからは早いです。
脅すわけではありませんが、あっという間です。
悔いのないように、そして後に自身できちんと振り返れるように
できる限りのことをやっていきましょう。
ここでやらなければいつやるのってことです。
毎年言っている気もしますが、
自分を律して、我慢して今やるべきことをやりきって、
終えたときの解放感、
味わってみてください。
「自分なりに頑張れ」は他人が掛ける言葉。
自分で言ったり、思ったりしていませんか。
あまいです。
誰が見ても頑張っているように見えるくらい頑張るくらいのつもりがないと、
経験値として積み重なっていきません。
がんばろう!
世代交代
息子の自転車を妹用にカスタムしています。
従姉妹から頂いたこの自転車、再びバラバラに。
塗装部隊入ります。今回も好きな色を選ばせて塗装します。
そして、朝のうちに塗ったものが乾いたので、夜中に組立開始。ちょっとだけのつもりが、結局楽しくなって、、、
今日はここまで。
また全然雰囲気変わっていい感じです。自転車組み立てるのって楽しいです。
遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私事ながら、また、当たり前に毎年のことながら、
年末にまた一つ歳を重ねました。41です。
年末年始は、妻の実家で過ごし、
義妹夫婦の乗れやしないハーレーにまたがらせてもらい、
年明けは、明け方の新幹線で息子と雪国へ。
実はこの息子との二人旅、ひと悶着あり、
一つの気づきを与えていただきました。
けれど、そんなすぐには学びへと昇華できない、未熟な私。
今回もさんざん未熟さを露呈し、みっともないったらまあ・・・・。
自分が情けないです。
詳しくはまたおいおい。
そんなこんなで、また一つ成長させてもらった、このお正月休みでした。
改めて、みなさま今年もよろしくお願いいたします。
さて、本日より、冬期講習後半戦始まりました。
みんながんばろう!!