興奮と感動

フェルマーの最終定理。

 

名前くらいは聞いたことがあるひとが多いと思いますが、

この度改めて、

その3世紀にわたる、数学者たちの証明との闘いの「物語」を読んで興奮しています。

 

紀元前にまでさかのぼりピタゴラスの定理に始まり、

ディオファントス(算数の教科書に出ていますよね)、

そしてちょっと飛んで17世紀フェルマーの最終定理、

そこへ立ち向かう、オイラー、ソフィ・ジェルマンとガウス、

日本人の数学者も関わり、

そしてワイルズへ。

 

聞いたことある名前がどんどん登場してきます。

 

数学を教えるものとして、知らずに人前に立っていたことが今さらながら恥ずかしいです。

結局は「受験数学」を教えていただけだったんだな。

これからは数学を教えていきたいです。

 

またこの物語、読出しからあまりに昔にさかのぼって話を追っていたので、

「昔の数学者たちの奮闘」感を持って読んでいたのですが、

最終的に証明が認められたのはなんと1995年、

先生15歳の時です。

もはや最近です。

 

こんな世紀をまたぐドラマに終止符が打たれたときに、

証明したアンドリューワイルズは10歳でこの定理にのめり込んでいったというのに、

おそらく中学生にもなり、そこそこ話も分かる年齢になっていたはずの私は何を考えていたんだろうか。

 

日本では話題になっていたのだろうか。

少なくとも学校でそんな話題になったことはなかったな。

図書館で当時の新聞調べてきました^^

1993年6月24日(朝日・日経・毎日)

小っさ!!!

おいおい300年越えのドラマの終結よ、クライマックスよ。

その後、1995年に最終的に認定され完全決着。

1995年2月14日(日経・毎日)

でも小さい・・・。

朝日さんは触れてなかったし・・・(見つけられなかっただけかもしれませんが)

 

もっと感動していこうよ~。

 

とにかく、いろいろ知ることは、楽しみが増えることでもあり、

感動するチャンスが増えることでもあると思います。

勉強することの意味って、そんなところにあるのだと思います。

「多くのことを知って、たくさん笑えるように」

 

これで終わりにしたいと思います^^