根っこを押さえなさい

問題解説を受け、自分の中に何を残すか。

学力に差を生む大きなポイントとなります。

 

その問題の背景にある、応用の効く、根っこの部分をしっかり押さえましょう。

 

たとえば。

みんなレシピサイトや、料理番組見て、

野菜の切り方、調味料の分量なんて細かく覚えていませんよね?

一生懸命覚えて真似したってそんな数字すぐに忘れてしまうんです。

メニュー毎に、もちろん何人分かにもよって変わってきますし。

 

でも、

「だいたい和風なら醤油:酒:みりん=1:1:1」

「具材は、だいたい同じ大きさを意識して切っていれば間違いない」

と言われれば、なんだかいろいろ都度対応できそうな気がしません?

 

応用力ってそういうことなんです。

 

人数、具材、調味料、分量すべて揃えて、その料理をまるまる再現してみても、

それしか作れません。また次のレシピも丸暗記しますか?

ずーっとレシピ片手に料理しますか?

ひとつの問題の解法を細かく書き取って覚えたところで、次出会う問題は数字も細部の条件も変わってくるんです。

 

解説を受けたら、

「その問題限りの限定的なポイント」と「応用の効くポイント」にしっかり分けて、

後者を特に積み重ねていくよう意識するといいですよ。

 

ただ計算式写すのと違って、大変だと思いますよ、慣れるまでは。

頭使いますからね。

授業受ける方も、もちろん教える側だってそうです。

 

解答にあること書きならべて、教科書通りの説明受けて、まる写しして、

勉強している気にさせられちゃだめですよ^^

 

※私料理はド素人ですので、上記ぜんぜん違うこと言っていても責任はとれませんので悪しからず^^