「入りこむ力」「楽しむ力」

読書を勧める理由。

 

読書を楽しめるひとって、入り込む力があるひとだと思います。

すなわちそれって、物事を楽しめる力だと思います。

 

派手な映像、演出、音響が無くても、

白黒の単調な文字の世界の中に入り込める力。

 

想像力を持って入り込む。

誰に伝えるためでもなく、誰かから承認を得るためでもなく、自分だけのために。

 

初めはあまり入り込めないものも多くあります。

でもじっと構えてゆっくり向き合っているうちに面白さに気づいていく。

 

そうやって味わった楽しみや知識って、きっと長続きし、財産になっていくんだと思います。

 

少なくとも自分の子供たちには、そんな楽しみ方ができるひとになってほしいなと。

 

そのためにも、今その「入り込む力」「楽しむ力」を育むべき大事な時期に、

あまり身のまわりを、子供たちの感性や、主体性をも奪いかねない必要以上にガチャガチャしたもので囲んで刺激を与え過ぎたくたくないなって。

 

だから、本を読みなさい、というよりは読むことに慣れておくといいよって。

いつでも始められるから。

 

そんな風に思っています。