癖
親御さまと面談をすると、
スマートフォンに関しての悩みをお持ちの方が多いです。
私は、スマートフォンを手にしてしまうのは、
鼻をほじるのと同じだと思っています。
癖です、何も意味はないのだと思います。
そして何も生まれません。
直せばメリットこそあれ、デメリットはないと思っています。
意味があって何か調べごとをしているひともいるかもしれません。
でも、
鼻をほじっている人も、
奥に何か取りたいものがあって頑張っている人もいれば、
ただ癖でほじっているいるひともいて、
周りからはわかりません。
そして事実、人前で鼻をほじれば笑われてしまい、
スマートフォンに時間を奪われて、様々な学習の機会を奪われている子供たちが多いのです。
もはや鼻血がでるだけではすみません。
癖は、当然繰り返されて「癖」になるのであって、
突然始まるものではありません。
その始まりの時期か、むしろ始まる前にきっちり教えておく必要があるのでしょう。
「癖」になってから直すのは大変です。
外に出ても、家に帰っても、周りがみんな鼻をほじっていたら違和感が無くなります。
同じことです。
世の中は、お金になるスマートフォンを癖づける施策に溢れています。
子供にとっては親の姿もその一つです。
たとえ目的あって使っていても同じなんです、子供の目には。
気を抜けば取り込まれます。
だから、取り込まれない人が気張っているように見えるのでしょう。
でもそれでもいいです。
気張っていきたいですね。