役割
高校の時ラグビー部に入っていました。
戦績は・・・です^^
ぼくらはその技術を、先輩から学び、自分らで練習を考え、実践し、後輩に伝えていきました。
そして、最後まで花園(ラグビーの甲子園)常連校の練習内容や練習量、体のつくり方を知りませんでした。
知らなかったから負けた、ということが言いたいのではありませんが、
でも、それを知りその通りやってたらどうなってたかなとは思うことがあります。
でも、思えば我々の監督は、自身が高校ラグビーで全国優勝した経験を持つ監督だったのです。
彼はその練習方法も知識も経験も持っていたのです。
事実、聞けばいくらでも教えてくれました。
今思えば、
その監督を「利用」しきれなかったのが僕らの弱さだったのかなって。
強豪校の練習内容を知ろうともしなかった、少なくとも行動に移さなかった時点で、
花園コースからは知らず知らずのうちに外れていたのかなと。
そしてそんな中でも、ぼくらは当時、毎日一生懸命やっていたし、辛い思いも、楽しい思いもたくさん重ねて過ごしていた気がします。
日々充実していました。
あくまで、自分らの手の届く範囲内で。
結果を出すために、それ以上に努力を重ねているチームがいることに目を向けようとせずに。
同じことが、学生の本文である学業で起こってほしくないと思っています。
勉強の仕方を知らないまま、
志望校を据えて頑張る、ということがどういうことなのか知らないまま、
なんとなく自分の力を決めつけて、
なんとなく結果に満足して、
過ごしていってほしくないです。
敢えて言うなら、先生は、目線をみんなに合わせようとは思っていません。
逆に、みんなの目線を上げさせたいと思っています。
みんなの目線に合わせて、子供たちにとって「いい大人」になるのは、
「近所のおじさん」の役割でいいかなと^^
現に先生も、
我が子に対して、友人の子に対して、甥っ子姪っ子、そして子どもの友人に対して、
いろんな場面でいろんな役割があります。
生徒さんたちに対しては、先生は先生の役割をしっかり果たしたいと、
そんな風に考えています。
さあ、あっという間にもう10月ですね。
がんばっていきましょう!