2021年1月23日の投稿

自立

確実なのは、出題範囲、のみ。

だったはずです。

 

自分で備えることを考えず、他人の「備え」に便乗することばかり考えていると

慌てることになります。

寄りかかっている支えが、ぐらつけば、それは本人もぐらつきます。

 

こっちがだめならあっち、みんなが言うからそっち、ではなくて、

まずは自分で泳ぎ切る意識を持たないといつまでたってもきりがありません。

 

今回の共通テスト。(全科目は見ていませんが。)

表面上の出題形式が変わったって、

結局落とし込まれるところは数学IA・IIBですから。

変わった変わったって騒がれるほど変化はなかったように思っています。

 

「思考力を問う」というよりは、

どちらかというと、「根本を理解しているか」を試されているような問題だったように思います。物理なんかもそんな風に感じました。

そして、より身のまわりの「現象」につなげて考えられているかが問われていましたね。

定理や公式の意味や、使い道など、普段から意識して学習できている学生にとっては、なんもあわてる必要のない、今回の「初試験」だったのではないでしょうか。

 

まあ、問題量が大幅に変わってしまったら、それは慌てるかもしれませんがね。

そういう意味では、英語の長文の分量には少々面食らったかもしれません。

でもそれこそ、試行調査でイメージはつかめていたはずだし。

 

慌てず、ただただきちんと、出題範囲となる分野を掘り下げ、学習していくことが大切ですね。

もちろん「支え」が必要な時は、その「支え」となり、でもまずは「自立の意識を持つ」(もちろん学習面において)、そんなお手伝いをしたいと日々考えて指導にあたっております。

 

そんな、ちょっと後出しジャンケン的な、独り言でした。