「勉強しろ」
よくできる子にかぎって、
親は「勉強しろ」って言ったことがない
なんてよく耳にします。
まあそれ自体もただのコピーに過ぎないのですが。
そもそも勉強しろって言われて勉強ができるようになりました、ではなんの意外性もないし。
逆に勉強しろっていわれなかったから、なーんもやりませんでした、って子だっているだろうし。
いずれにしても話題にはあがりません。そのままだから。
とすると話題にあがるのはきまって、
「勉強しろ」but できないパターン または、
「勉強しろ」って言わない but よくできるパターン(こっちが多いし興味も惹きやすい)
こうなると、結局「勉強しろ」っていうワードは言わない方がいいんじゃないかと
安易に捉えがちですが、それも甚だ疑問です。一概には言えないと思います。
まあそれを踏まえて上の「言わないけどできる」パターンの場合。
それってほったらかしているわけではなくて、
「勉強しろ」っていうワード以上に
勉強に向かわせる策を講じているからなのでしょう、きっと。
身のまわりのものだったり、
時間の使い方だったり、
親の背中だったり。
意識してのものか、意識せずにも環境がそうさせるのかはわかりませんが。
だけど、よく言うのは、
子は「親の言うことは聞かない」けれど、「親の真似はする」ということ。
であれば、直接的な働きかけで双方疲弊するよりも、
ちょっと知能戦&中長期戦で仕掛けてみるのもありかもしれませんね。
気分は諸葛孔明です。
いずれにせよ楽しくなければお互いつらいだけです。
新しい趣味
先日家族で初の泊まりキャンプに行きました。
まさかの車のタイヤパンク騒動(結局無事でした)に見舞われながら、
予定よりだいぶ遅れてなんとか到着したサイトにてまずはテント設置から。
もともとバーベキューとかはよくやっていましたが、いろいろ勝手が違う中、初の焚き火に、薪割り&火起こしからチャレンジして、
動画で予習していたみたいにそんな簡単にいくわけもなく、
さっさと諦め、結局チャッカマンのお世話に(^^)
息子に火の加減をみてもらいながら、
お気に入りの火吹き棒で、なぜか遠くから(^^;)
しっかりご飯も焦がし、
(おかしいな、案外簡単に炊けるって聞いてたのにな)
それでも、どれもこれも初めての経験で楽しめました(^^)
よく手伝うお兄ちゃんと、
とりあえず食べて待つ妹(^^;)
それにしても焚き火はいいですねえ。
夜は火にあたりながら妻とカップラーメン食べたり。
お腹いっぱいだったけど、やってみたかったんです。
翌朝はちょっと時間をもらいコーヒー&読書タイム。
このために持ってきた読み途中だった小説片手に、
これもとにかく雰囲気に浸りたかっただけで、、、。
気づいたら寝てました。
全てがなかなかスムーズにはいきませんが、
このご時世に、家族で無理なく楽しめる新しい趣味になってくれそうな気がしてます。
証明問題
解いているうちにパターンを覚える(掴む)ことと、
パターンを教わって、覚えてから解くこと
は全然違います。
計算問題は後者でいいんです。特に小中学校の基礎計算は。あくまで道具ですので。
しかしそれが数学だと思ってしまうとその後なかなか伸びていかないと思います。
証明問題への取り組みを見ているとハッキリ差が出てくる気がします。
よくわからないままとりあえず合同の証明「ぽい」ものを書きならべるだけでは、
あたっても、はずれても意味がありません。
そもそも合同や相似を利用するとは限りませんし、そこに気づいていない、もしくは教わっていない子が多いのだと思います。
証明問題は、実はいちばん数学力を試される単元です。
そしてそれを鍛えられる単元でもあると思っています。
ぜひ、なんとなくパターンで乗りこえようとせず、
結論からさかのぼって組み立てる、
そんないちばん無駄のない思考力を鍛え、
それを記述する力を付けていきましょう。
そして、正しく考え、繰り返し解くことで掴めたパターンや、コツは、
まぎれもなくその子の力です。