2択は徹底的に考える
先生、カレーかカツ丼か。
パスタかピザか。
決めるの早いです。
気分です。
もう一杯飲むの飲まないの。
飲みます。
お願いします。
これはそうではなくて、勉強の話です。
2択場面に出くわしたら、
徹底的に考える習慣を付けましょう。
2択で、考える習慣を持てないと伸びません。
間違えたら2回目で当たるのは当たり前ですし、
考えも無し、理由もないまま10問、20問正解しても、意味ありません。
次の2択でまた迷うからです。
当たり前ですが。
子供たちからすれば、
やった、選択肢問題、らくちん♪パパパっとね
となるかもしれませんが、
そうではありません。
国語でも、英語でも、もちろん数学でも、
選択肢問題こそ、じっくり取り組む。
もし間違えても、消去法で答えがわかってしまうので、
一発目でテキトーに選んでしまう子は、そこから学ぶことができないからです。
選択肢ごとの、共通点、違いを比べて、自身の知識と照らし合わせて、
選ぶ。
実は小学生のうちから習慣の差はつき始めています。
割り算か掛け算か、
どっちで割るのか、
計算問題、文章題の中にも、
2択の場面は、たくさんあります。
理由とともに、選ぶ習慣をしっかりつけましょう。
変な言い方ですが、
間違えるにしても、理由とともに間違えましょう。
それは全然心配ありません。
心配なのは、理由ないまま、選べてしまう子。
選択肢問題でまさかサイコロを転がしはしないと思いますが、
実は、自分では気づいていないだけで、
同じような選び方をしている生徒がたくさんいます。
「どっちかなー、、、」だけでは考えているうちに入りません。
むしろサイコロ降った方が、結論早く出て、いいかもしれません。
「もしこっちだとしたら、、、、こうなってこうなって」
「こういう場合のときこうしたんだから、こういうときは・・・」
積極的に考えよう。
小さいうちに考える力を養うことは、のちの学習力に大きな差を生みます。
時間をかけて、文章読んで、考えよう。