2020年9月11日の投稿

怠け思考

一つ一つ、細かい問題を解決したその先に、

大きな問題の解決があります。

 

逆に言えば、

大きな問題に出くわしたときに、

問題を細かく細分化して考えることが、解決に導く力であり、

数学力であり、「考える力」ではないでしょうか。

 

一つの問題と向き合うときに、

手数が増えることを厭わないこと。

 

問題が解けない子は、

そういう意味で、怠けているだけの可能性が高いです。

「一手」で仕留めることしか考えられないので、

それが「できる」か「できない」かでおしまい。

 

違うんです。

 

仕留めるために必要な準備から、「解く」ことは始まっているんです。

 

思考が怠けてしまっていることに気づきましょう。

 

 

今世の中(特に娯楽において)は、思考を怠けさせる仕組みに溢れている気がします。

 

皮肉なもので、そういった仕組みを作る側の思考は、フル回転しているものです。

 

フル回転の思考で作られた仕組みに遊ばれて、

知らぬうちに、怠け思考の癖がつけられていく。

 

怠け癖のある脳みその方が、継続的に、依存的に、取り込みやすいからです。

 

なんか悔しくないですか。