長所と短所
本のタイトル、ネット記事の見出し、番組のテロップなどは、
ファーストタッチで人目を惹くために考え抜かれたコピーです。
耳障りの良いネーミングも、敢えての逆説的な表現も、
その発言の真意、またはその人自身に注目を得るための広告です。
そしてときにそれは、本質をカモフラージュするためのものでもあるから怖いです。
よくできています。
でもある意味無責任。
表面上の刺激的な言葉を真に受けて、自分がぶれないようにしていきたいです。
聞こえのよいフレーズ。
真理を衝いたような説得力のある記事。
みんなが前のめりになる空気。
ピピンと来た時には慎重に、
ピンとこないときにはじっくりと。
そんなケツの重さが、
自身の長所でもあり、
また短所でもあると自覚しております。